幼児教育 本 [幼児教育 本]
アメリカの大学は日本と違って、入るのは易しいが、ちゃんと卒業するのが難しいそうです。
成功する子 失敗する子――何が「その後の人生」を決めるのか
という本があります。
タイトルだけ見ると、ん?と思われる方も多いかもしれませんが、
私が読んだ教育に関する本の中では、読んで本当に良かったと思える本です。
この本の著者によると、そんなアメリカの大学を卒業できる確率と相関が高いのは、
IQや偏差値のような知能レベルではなく、やり抜く力、好奇心、意欲、感謝、自制心、誠実さのような
性格要因との関係がはるかに高いということです。
お金はいくらでも出すけれど子供はほったらかしのエリートを両親に持つ子供より、
親の学力はさほど高くなくても、性格的な評点が上がるような環境で育った子供のほうが
大学の卒業の確率が上がるそうです。
子供には、知識ばかりを詰め込む英才教育ではなく、
自分の心をコントロールできる能力や、やり抜く力を身につけさせてやることのほうが、
成人してから何倍も役立つスキルになるということが、とても腑に落ちます。
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